花笑む(はなえむ)瞬間
「花笑む」とは「咲いた花のように微笑む」との大和言葉で、万葉集にもあります。高三当時の私が花笑んだ瞬間を紹介させて下さい。
「花笑む」とは「咲いた花のように微笑む」との大和言葉で、万葉集にもあります。
高三当時の私が花笑んだ瞬間を紹介させて下さい。
御殿場線(駿河小山駅?)で発車待ちの貨物列車を撮影中、車掌さんが降りて来られ「写真撮ってあげる!」
機関車の前に私を招いて憧れの制服・制帽を着せて下さり、パチリ。
いつもは澄まし顔の私が花笑んだ数少ない一コマです。この直後出発した列車の車掌さんには手を振り深々とお辞儀したのは言うまでもありません。
(営業路線の)線路内に立ち入るだけでも書類送検される現代からは想像できない良き時代(S42、1967-4-30)でした。
ところで、当時はキリスト教のキの字も知らなかった私でしたが、今ならイメージ出来る聖書に書かれた花笑む瞬間があります。その一つがルカ15:22、悔い改めて帰ってきた時に父親から「一番良い衣」を着せられた放蕩息子の喜色満面の笑顔です。受ける資格の無い者が一方的恵みに与るという、福音の真骨頂が発揮された瞬間ですね。
それともう一つ、遠くない将来、黙示録3:4-5の約束が果たされる時の私自身や家族、同信の友の笑顔です。
「…彼らは白い衣を着て、わたしとともに歩む。彼らがそれにふさわしい者たちだからである。勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。またわたしは、その者の名をいのちの書から決して消しはしない。…」
どんな笑顔か、今からとても楽しみです。
なお念の為にですが、この〈白い衣を着せられる〉とは“死に装束”ではなく、“全き神の栄光と聖さ”を自分のものにさせていただけることです。
【メモ】
・ http://d51498.com/db/D52/D5270
機関車データベース、個々の機関車の略歴を知るうえでとても有用なサイトです。
・ http://tetueizuki.blog.fc2.com/
日本映画の鉄道シーンを紹介するこのサイトは、特にシニア世代の鉄道ファンの方々にお勧めです。
・ http://tetueizuki.blog.fc2.com/blog-entry-207.html
1957年12月頃、日活「夫婦百景」のロケで撮影された御殿場線(区間不明)客レ牽引機としての走行シーンが掲載されています。
・ http://tetueizuki.blog.fc2.com/blog-entry-87.html?sp
1968年5月頃、東宝「空想天国」のロケで撮影された御殿場線松田駅に客レ牽引機として到着するシーンが掲載されています。
・ https://twitter.com/kotubunka/status/979232062694572033
1968年6月30日 御殿場線蒸気機関車お別れ列車牽引(当日貨レ・客レの運用につき装飾を施された牽引機複数の中の1両)
・ https://www.yamakita.net/sightseeing/detail.php?id=22
2016年3月現在 山北鉄道公園で定期的整備をうけつつ保存継続中
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