時間は誰のもの?
日没後の名古屋機関区、その中央に時計塔があり、蒸気機関車たちがそこからの指令をじっと待っているようなたたずまいです。
日没後の名古屋機関区、その中央に時計塔があり、蒸気機関車たちがそこからの指令をじっと待っているようなたたずまいです。
撮影は1969年7月下旬です。当時は薄暗くなった機関区内を自由に行き来し(もちろん撮影許可を得て)、出場間際の機関車の傍に三脚を立てて自由に撮影出来た良き時代でした。
時計が無かった時代に、暮らしに欠かせない「時」を告げてきたのは鐘や太鼓です。
鐘は風情があっていいなーと単純に思ってた私ですが、「万葉時代の宮廷生活は、太鼓と鐘で時が管理されていた」との記事を見つけました。(*1)
皆人(みなひと)の
寝よとの鐘は 打つなれど
君をし思へば 寝(い)ねかてぬかも
〈万葉集 巻四の六〇七 笠女郎(かさのいらつめ)、女官〉
〈現代訳〉
みんな!
寝る時間ですよという鐘は 打たれるけれども
アナタ(大伴家持)のことを思うと… 眠れませんわ―
なるほど! 時を定めるという行為は権力者の特権、納得です。
では、私たちが生きている時間はどうなのでしょう。
聖書は、「時間は神のもの、神が創造した」と言います。
創世記1:1には、「はじめに神が天と地を創造された。」とあり、
黙示録22:13では「わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。初めであり、終わりである。」と。
時間を創造したのは神であるイエス・キリストです。そして時間を終わらせる、つまり万物創造の目的を完成させるのもイエス・キリストです。そして、初めと終わりの間にある今、こう言われます。
「恵みの時に、わたしはあなたに答え、救いの日に、あなたを助ける。見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。」(Ⅱコリント6:2)
■メモ
(*1)時間は誰のものか?-「令和の時代」の万葉集(16)
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c07016/
聖句は新改訳2017
■D51179 略歴
1939年1月21日 日立製作所笠戸工場にて新製、敦賀区配属
敦賀区→今庄区→金沢区→長野区→稲沢第一区→米子区→新見区
1972年11月21日 廃車(新見区) 享年33歳
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時間 万葉集 笠女郎
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