
画像は、土砂降りの中での煙室掃除です。(1967年5月28日、常磐線平機関区、C6245)
「蒸気機関車は、人類が作った機械の中で最も生き物に近い」と言われます。例えば、
~♬ お山の中行く汽車ぽっぽ
爆煙をあげて力走する蒸気機関車の勇姿は、生き物のような感覚を呼び覚まし撮鉄を魅了します。しかし同時に、穿(うが)った見方になるかもしれませんが、「口から“心の中の煤(スス)”をまき散らす」人の姿をも思い起こさせないでしょうか。
知恵のある者の舌は知識をうまく用い、愚かな者の口は愚かさを吐き出す。 (箴言15:2 、新改訳2017)
と聖書にあります。インバウンドの増加も一因かもしれませんが、私たちの祖国で「口からまき散らされる“煤”」は酷いものです。
蒸気機関車は、環境への配慮や機関車の機能維持に努め、釜(煙室)に溜まった煤を計画的に、たとえ土砂降りの中でも掃除しました。動態保存中の蒸気機関車は、環境を配慮して天然の石炭から有害成分を除去したピッチ煉炭(れんたん)を使っています。
日本には「掃除は見た目やモノ(身体も含む)ばかりでなく、心や魂も綺麗にする」という精神風土があります。掃除は、自分のためだけでなく、周囲の人々も快適に過ごせるよう環境や自然を大切にする「自利利他」の精神に通じます。
聖書は、まず、あなたの心の中から、こう掃除しなさいと教えてくれます。
イエスは彼に言われた。「『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』 (マタイ22:37、新改訳2017)
神を愛し、また神に愛されていることを知る時、私たちは罪や悪意などの“煤”を掃除出来ます。
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