燃やすべき今日の心や椿燃ゆ
「今、できる事があるよね!」と自分を問う声が聞こえてきてきます。
能登半島地震被災地に思いを馳せると、「今、できる事があるよね!」と自分を問う声が聞こえてきて、俳人上野泰(*1)が詠んだ情景が鮮やかによみがえります。
燃やすべき今日の心や椿燃ゆ
散らずに落ちることを詠まれる椿が、この句ではあかあかと燃えている。…燃やすべき、と詠んだこの時五十一歳の作者、椿のひたすらな赤にかきたてられるように何を思ったのだろうか。…今こうして、いつ何が起こるかわからず、明日が来るのかさえ不確かな日々の中に暮らしていると、燃やすべき今日の心、という言葉がより一層切実に迫って来ます。 (*2)
そして、「なすべき良いことを知っていながら行わないなら…」と、聖書の言葉の迫りに励まされます。
_†_ (ヤコブ4:13-17)
ルカ2:8 さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。
「今日か明日、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をしてもうけよう」と言っている者たち、よく聞きなさい。/あなたがたには、明日のことは分かりません。あなたがたのいのちとは、どのようなものでしょうか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それで消えてしまう霧です。/あなたがたはむしろ、「主のみこころであれば、私たちは生きて、このこと、あるいは、あのことをしよう」と言うべきです。/ ところが実際には、あなたがたは大言壮語して誇っています。そのような誇りはすべて悪いことです。/こういうわけで、なすべき良いことを知っていながら行わないなら、それはその人には罪です。(新改訳2017)
_†_†_†_
いのちははかないです。だからこそ、今、直ぐに、私も行動します。
【メモ】
■ *1
上野 泰(うえの やすし、大正7年(1918年) - 昭和48年(1973年)2月21日)
日本の俳人。昭和17年(1942年)、高浜虚子の六女・章子と結婚し出征。復員の後、小諸に疎開中の虚子から俳句を学び、戦後の『ホトトギス』の新人として野見山朱鳥と並び賞され、虚子からは「泰の句に接すると世の中の角度が変わって現れてくる」と評された。昭和26年(1951年)『春潮』を主宰した。昭和48年(1973年)2月21日、癌のために急逝した。
引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/上野泰_(俳人)
■*2 引用元
https://www.longtail.co.jp/~fmmitaka/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20120310&tit=20120310&today=20120310
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