「肝心なのは、リンゴかどうかではなく…」
聖書でリンゴと言うと、
聖書でリンゴと言うと、
創世記2:16-17 神である【主】は人に命じられた。「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。/しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
(新改訳2017)
この、アダムとエバが食べた“禁断の果実”をイメージされる方が結構おられます。また、何の実か様々な議論もあるようです。でも大事なことはこういうことです。
善悪の知識の木に不思議な力があるのか無いのかは問題外です。そもそも、人が善悪の知識を得ることが出来るのは神の言葉への聴従によってのみです。神に聞き従わず食べるということは,人が神に代って自分勝手に善悪の判断をすること,神に背を向けて自分の意のままに生きること、を意味したのです。その結果は、自分たちが裸であることを知っただけで、神を避けて身を隠し、神に詭弁を弄し、そして罪と死の支配へと墜ちていったのです。この様なわけで全人類は今日に至るまで、救い主イエス・キリストへの信仰によって救い出されるまでは、罪と死の支配下にあり続けています。
【豆知識】
創世記には「木から食べる」としか書かれていません。初めてリンゴというヘブル語が登場するのは、創世記の時代から遙かに下ったヨシュア記12:17に地名としてで、果実としては箴言25:11で初めて登場します。
『新聖書植物図鑑』(教文館)によれば、「ラムセス2世(古代エジプト第19王朝3代目の王、BC13世紀)の頃にナイルデルタ地帯にはリンゴがザクロ,オリーブ,イチジクなどと共にあったことがパピルス紙で明らかになっている」とありますが、創世記の時代に中東にりんごがあったかどうかは疑問だそうです。
【写真の解説】
「りんご」は専ら観賞用の「姫リンゴ」です。
写真二枚目右上「リンゴ」表記の三段目はヘブライ語(tappuah)、その下はアラビア語(tuffah)でアラビア書道を嗜む友人がこの投稿の為に書いてくれました。
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