散らないでいて欲しかった
かつては地域を一望できたであろう丘の一角で満開の桜の木が、春の嵐に花を散らし始めていました。
この一本の桜の木に寄り添うように十数基の墓碑が建てられています。その殆どには、「大東亜戦争に應召(おうしょう)し □□で かく戦死 行年○○才」と淡々と碑文が刻まれています。
そのうちの一基には、こう刻まれています。
「昭和十七年一月十日大竹海兵團ニ入團同年四月十日横須賀航海学校ニ入校 同年十月十日卒業伊号第五十四潜水艦ニ乗艦南方方面作戦ニ出撃 十九年十一月二十日フイリツピン方面海戦ニ戦死ス 行年二十四才」
聖書も、創世記では人の生と死を「□□□の年は合わせて○○歳であった。そして彼は死んだ」と淡々と記す箇所があります。しかし、時代が下るにつれ、
「わたしは何人の死をも喜ばないのであると、主なる神は言われる。それゆえ、あなたがたは翻って生きよ」 (エゼキエル18:32) ※「翻る」とは「神に立ち帰る」こと。
この様に「生きよ!」と呼ばわる神の声が大きくなり、そしてこの世界に来て下さった主イエスは、私たちを招いて言われました。
「よくよくあなたがたに言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをつかわされたかたを信じる者は、永遠の命を受け、またさばかれることがなく、死から命に移っているのである。」(ヨハネ5:24)
救い主イエス・キリストは、私たちの罪を身代わりに負い、十字架上で裁きを受けて死んで墓に葬られ、三日目によみがえられました。神は、この主イエスを信じて罪を悔い改めて神に立ち帰る人々に、主イエスと同じよみがえりの命を与え、新しい人生に生かして下さります。
【メモ】
■写真1、2 2022/4/9撮影
■写真3 「東京湾で公試中の伊54」
https://ja.wikipedia.org/wiki/伊五十四型潜水艦 より転載
伊五十四型潜水艦は、大日本帝国海軍の潜水艦の艦級。零式小型水上偵察機を搭載する「潜水空母」である。本艦級の潜水艦は全部で3隻建造され1944年に竣工し、主として回天特別攻撃に従事。伊54は1944年(昭和19年)にあ号作戦に関連しテニアン島への輸送任務が初陣で、捷1号作戦(レイテ沖海戦)に呼応しフィリピン東方へ進出したが撃沈さる。
東宝映画 「ローレライ」に登場した「伊号第五〇七潜水艦」のようにはいきませんでした。
【インスタグラムのハッシュタグ】
#西宮市上山口墓地 #さくら #桜
#聖書のことば #聖書の言葉 #クリスチャン
#生きよ #聖書_エゼ018章032節 口語訳 #聖書_ヨハ005章024節 口語訳
#大東亜戦争 #太平洋戦争 #伊号第五十四潜水艦 #伊五十四型潜水艦 #伊号潜水艦 #伊54
#テニアン島 #ローレライ