「金木犀のように」
散歩してると、金木犀のふわっと匂い立つ素晴らしい香りが風に乗って漂ってきました。一年365日の中で、花が咲き芳香が溢れ出すのはほんの数日なので、とてもラッキーでした。
金木犀の学名は「Osmanthus(オスマンサス)」で、ギリシア語「osme(香り)」と「anthos(花)」が語源です。
その「osme(香り)」が新約聖書では、旧約聖書における「神へのささげ物」の意味を象徴的に引き継ぎ、私たちの救い主イエス・キリストの十字架上の贖いを指し示しています。
「また、愛のうちに歩みなさい。キリストも私たちを愛して、私たちのために、ご自分を神へのささげ物、またいけにえとし、芳ばしい香りを献げてくださいました。」(エペソ5:2 )
そして神は、私たちも芳ばしい香りを放てるようにして下さっています。
「しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちをキリストによる凱旋の行列に加え、私たちを通してキリストを知る知識の香りを、いたるところで放ってくださいます。/私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神に献げられた芳しいキリストの香りなのです。」(Ⅱコリント2:14-15)
ここで肝要なことは、自分の努力で香りを放つのではなく、神が私たちをその様にして下さることです。主イエスはこう言われました。
「…野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。…神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。…」(マタイ6:28、30 )
それゆえ、金木犀が道路裏でその姿が見えずとも「私はここで咲いてるよ」と香りを放つ如く、私たちも各々の人生で「神に献げられた芳しいキリストの香り」を放っていけるのです。御言葉と伴に飾らぬ日々の生活ぶりをインスタグラムでシェアして下さる方々もそうですね、なんと麗しいことでしょう!
【ミニ知識】
金木犀の花言葉は、控えめな小さな花弁を持つことから「謙虚」だそうです。
【撮影メモ】
2021/11/4、西宮市有馬川緑道界隈にて撮影
【インスタグラムのハッシュタグ】
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