惜別とペンテコステ
ペンテコステは、次々咲き誇る花々が私たちの目を楽しませてくれる季節の真っ只中ですが、私たちの足元では、別れを惜しむかのようにタンポポが綿毛を飛ばしています。
ペンテコステは、次々咲き誇る花々が私たちの目を楽しませてくれる季節の真っ只中ですが、私たちの足元では、別れを惜しむかのようにタンポポが綿毛を飛ばしています。
和歌には、散る花(特に桜)を惜しむ想いを詠む名句が沢山あります。例えば、
散る花を 惜しむ心や とどまりて
また来ん春の たねになるべき
~西行法師「山家集」春の章より
〈現代語訳〉
風に乗って散りゆく花の行方は分からないけど、
散る花を惜しむ想いはどこかに消えたりせず私の心にとどまって、
再びめぐりあう春に咲く花の種となるのかな
聖書に記された惜別の言葉は、「あなたは喜びに満たされます!」「あなたは生きるのです!」との奨励です。その一つをご紹介します。
「…今、わたしは、わたしを遣わされた方のもとに行こうとしています。…わたしがこれらのことを話したため、あなたがたの心は悲しみでいっぱいになっています。しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのです。…わたしはあなたがたのところに助け主を遣わします。…あなたがたも今は悲しんでいます。しかし、わたしは再びあなたがたに会います。そして、あなたがたの心は喜びに満たされます。その喜びをあなたがたから奪い去る者はありません。」 ヨハネによる福音書16:5-7,22 (新改訳2017)
イエス様の約束通り、凡そ2000年前、弟子たちに天から聖霊が下り、弟子たちは喜びに満たされ、キリスト教会が誕生しました(使徒行伝2章)。そして今日に至っており、やがて主イエスご自身が再び来て約束が完全に果たされる時を私たちは待ち望んでいます。
今日2024年5月19日は、その聖霊降臨(ペンテコステ)を記念する主の日、聖日です。
聖霊は、
・生けるいのちの水の泉となり、耐え難く渇く人々を潤し
・キリストを信じないことの誤りと罪とを悟らせ
・神の真理を思い起させ悟らせ、勝利の喜びと永遠のいのちへと導いて
下さいます。
~祈り
神よ、私の罪に気付かせ、真摯な悔い改めへと導いて下さい。
主イエスの救いに全幅の信頼を置けるように私を助け導いて下さい。
【参考Web】 タンポポの種が遠くへ飛ぶしくみ
https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/video/contents/28
http://www.mech.utsunomiya-u.ac.jp/fel/tanpopo.html
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