「十字架のもとぞ」 Beneath the Cross of Jesusは、スコットランドの詩人で敬虔なクリスチャンであったクレフェインにより、彼女が38歳という若さでこの世を去る前年の1868年に作詩されました。 この讃美歌で十字架は神の義と愛の出会うところと歌われます。イエス・キリストの十字架より、神ご自身の一人子を身代わりの犠牲にしてまでも罪を徹底的に裁く神の正義と、信じる者の罪を全く赦し神の子とする神の愛、すなわち救いが現されたところだからです。その救いが、クレフェインの心のこもった詩とメイカーの優しいメロディーが合わさり、讃美歌の中に神聖な空間が生まれ、疲れた魂を安らぎへと誘います。
「十字架のもとぞ」 Beneath the Cross of Jesusは、スコットランドの詩人で敬虔なクリスチャンであったクレフェインにより、彼女が38歳という若さでこの世を去る前年の1868年に作詩されました。クレフェインの心のこもった詩とメイカーの優しいメロディーが合わさり、讃美歌の中に神聖な空間が生まれ、疲れた魂を安らぎへと誘います。
日本には雨の情景を美しく表現する文化があり、400以上もの表現呼び名があるそうです。その雨は、旧約聖書では専ら豊穣や神の養いと祝福の象徴、新約聖書では聖霊の働きと霊的渇きの癒しの象徴です。このことを見事に歌い上げた讃美歌が聖歌570番「雨を降り注ぎ」 There shall be showers of blessingです。
今回取り上げた「Lamb of God」は、現代キリスト教音楽の歌手、作詞家、作家、ピアニストで、北米では長く一世を風靡し、「現代の讃美歌スタイル」を確立したと評せられるトゥイラ・パリス(Twila Paris、1958年~)により1985年に作詩作曲されました。1986年6月25日には、Top-ten singles (Adult Contemporary Christian Charts)の第2位にランクインしてます。日本では、リビングプレイズ266番「神の小羊」(2002年増補改訂版)、教会福音讃美歌45番「神の小羊」に収録されています。