「歌 うたう人 どんな世代も 思い出せ 何度 問ひ 歌うたう」

「歌 うたう人 どんな世代も 思い出せ 何度 問ひ 歌うたう」

→ うたうたうひとどんなせだいもおもいだせなんどとひうたうたう ←


歌 うたう人 どんな世代も 思い出せ
   何度 問ひ 歌うたう
→ うたうたうひとどんなせだいもおもいだせなんどとひうたうたう ←

--- 以下は、岡本の文章です ---

神戸市役所センター合唱団創立60周年記念演奏会が、神戸新聞松方ホールにて2023年11月26日開催されました。
そこで初演された「二部合唱のためのソング集 『人よ、うたを思い出せ』 信長貴富(作曲)」のピアノを弾かれた大西のり子さんの回文作品です。

ソング集第Ⅳ曲『人よ、うたを思い出せ』(宮本益光 詩)は、こう歌います。

 ♬~
人よ、うたを思い出せ
ウグイスもスズムシもみんな
たった一つのうたを讃えているのに
人はうたにさまよっている

神は種(しゅ)のそれぞれに
一つずつうたを与え
地球(ほし)の調べを描こうとした

なのに人はそのうたを忘れ
嘘をつき
ミサイルの発射命令をくだし
地球の調べをかき乱す

人よ、 うたを思い出せ
たった一つのうたを讃えよ
地球の調べに
寄り添ってみないか
 ~♬

この歌詞を口ずさみながら、私が思い巡らした聖書の言葉を次にご紹介します。

 _†_ 創世記1章11-28節、抜粋(口語訳) _†_
神はまた言われた、
「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。
「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。
「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」。
「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。
「地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」。
「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。
「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。
 _†_†_†_

 _†_ 詩篇148編3-13節(口語訳) _†_
日よ、月よ、主をほめたたえよ。輝く星よ、みな主をほめたたえよ。
いと高き天よ、天の上にある水よ、主をほめたたえよ。
これらのものに主のみ名をほめたたえさせよ、これらは主が命じられると造られたからである。
主はこれらをとこしえに堅く定め、越えることのできないその境を定められた。
海の獣よ、すべての淵よ、地から主をほめたたえよ。
火よ、あられよ、雪よ、霜よ、み言葉を行うあらしよ、
もろもろの山、すべての丘、実を結ぶ木、すべての香柏よ、
野の獣、すべての家畜、這うもの、翼ある鳥よ、
地の王たち、すべての民、君たち、地のすべてのつかさよ、
若い男子、若い女子、老いた人と幼い者よ、
彼らをして主のみ名をほめたたえさせよ。そのみ名は高く、たぐいなく、その栄光は地と天の上にあるからである。
 _†_†_†_


■ メモ、参考URL
・画像は、演奏会プログラム表紙の上半分です。

・二部合唱のためのソング集 『人よ、うたを思い出せ』 信長貴富(作曲)
https://books.rakuten.co.jp/rb/17803352/ より転載
2023年11月26日(神戸新聞松方ホール)神戸市役所センター合唱団団創立60周年記念 (46th) 演奏会Part2(指揮:山本収/ピアノ:大西のり子/演奏:神戸市役所センター合唱団、「人よ、うたを思い出せ」をうたう合唱団、とんだばやし混声合唱団有志)にて委嘱初演された。
うたごえ運動の原点に立ち、ストレートに音と言葉が聴いている人の心に響く作品を目指して作曲された。「人はなぜ歌うのか」というテーマを作曲家が4人の作家へ投げかけ、この作品のための新作詩が作られた。大きな命題を掲げた作品であるが、ポップス調の口ずさみやすいメロディーの数々が歌い手や聞き手の心に自然と染み入る。編成を問わないため、世代や地域の垣根を越えて、歌う喜びを分かち合えるソング集。それぞれの詩と曲に魅力が詰まっていて抜粋での演奏も大いに期待できる。

・パナムジカ 合唱楽譜 『人よ、うたを思い出せ』
https://www.panamusica.co.jp/ja/product/32692

・神戸市役所センター合唱団
https://kobe-center.wixsite.com/center01

・宮本益光
https://www.masumitsu-official.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/宮本益光

・信長貴富
https://www.facebook.com/nobunaga.takatomi/?locale=ja_JP
https://ja.wikipedia.org/wiki/信長貴富

作品リスト

 

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回文集 『薔薇を手折らば』

回文集 『薔薇を手折らば』

回文集 『薔薇を手折らば』 大西のり子 著、新風舎 (2005/7/17)