「芳しき百合散りゆきし晩夏」 掲載日:2022年09月08日 → かんばしきゆりちりゆきしばんか ← 「芳しき百合散りゆきし晩夏」→ かんばしきゆりちりゆきしばんか ←今回は大西のり子さんとのコラボです。回文をお預かりした私が、瑞々しい百合と散りゆく百合を一緒に撮ろうと欲を出した結果、読み込まれた季語から外れた8月末になり、そして10日後には鉄砲百合も最後の一輪になってしまいました。今回、百合の変化を見続けていて、「移り変わり」や「滅び」を自然のままに受け入れる日本人の美意識・自然観の片鱗を垣間見られたような気がしました。来年も季節が来れば仲間たちと咲き誇ってくれる事でしょう。聖書も季節感をこう謳います。「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。」 (伝道の書3:1、口語訳)「ふさわしい時期」と「継続している時間」、この二種類の時を神が定めておられます、と。 2022.06.25「蓮 紅く咲くか 明日は」 コーナー先頭へ 2022.10.31「秋 紅葉は 丘を 這うよう コキア」
作品リスト 2024年08月21日掲載 「歌 うたう人 どんな世代も 思い出せ 何度 問ひ 歌うたう」 → うたうたうひとどんなせだいもおもいだせなんどとひうたうたう ← 2024年01月27日掲載 「幸いなアレ 酔った虎と龍よ、レアな祝いさ」 → さいわいなあれよつたとらとたつよれあないわいさ ← 2023年09月07日掲載 「納豆とツナ」 ~♫ ハーモニーを楽しむ ~♫ 2023年05月06日掲載 「名は知らず目で愛で手で愛で珍し花」 → なはしらずめでめでてでめでめずらしはな ← 2023年01月12日掲載 「さあ始動! 新年年始 卯年朝」 → さあしどうしんねんねんしうどしあさ ← 2022年11月09日掲載 「黄あり 赤あり 秋」 → きありあかありあき ← 2022年10月31日掲載 「秋 紅葉は 丘を 這うよう コキア」 → あきこうようはおかをはうようこきあ ← 2022年09月08日掲載 「芳しき百合散りゆきし晩夏」 → かんばしきゆりちりゆきしばんか ← 2022年06月25日掲載 「蓮 紅く咲くか 明日は」 → はすあかくさくかあすは ← 2022年04月06日掲載 「行こうよ花見、皆早う来い」 → いこうよはなみみなはようこい ← 2021年10月01日掲載 回文集 『薔薇を手折らば』 回文集 『薔薇を手折らば』 大西のり子 著、新風舎 (2005/7/17)