
出来上がってからしばらく手元に置いていたが、紹介を受けたデザイン会社の社長のところに持って行った。
社長曰く。「これは置いていきなさい。」
人は十字架にかけられたイエスをどのようだというのだろうか?
聖書によれば、イエスが十字架にかかって死んだのを見届けた百人隊長はこう言っている。
―百人隊長はこの出来事を見て、「本当に、この人は正しい人だった。」と言って、神を賛美した。―
(ルカによる福音書23章47節/共同訳)
では、イエスの弟子たちの答えはどうだろうか?イエスの弟子たちは十字架にかけられたイエスをどのように言っているだろうか?
彼らは答えていない。あろうことか、彼らは十字架にかかるイエスの前から逃げている。
しかし、その後イエスの弟子たちは、死から復活したイエスに出会ってイエスはどのような方であるか証言している。彼らにとって、イエスはその十字架の死を見ただけで理解し答えが出せるお方ではなく、死からの復活をも見て初めて納得し証言できるお方なのだろう。
聖書に、復活したイエスとその弟子の一人トマスとのやり取りを記した箇所がある。
―それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ。」と言った。
(ヨハネによる福音書20章27~28節/共同訳)
自分はイエスを誰と証言するのか?聖書が人に問いかけている。